相続手続きの必要書類一覧

相続の手続き別に、必要な書類と「どこで取れるか・費用の目安」をまとめました。まず①の戸籍一式をそろえ、法定相続情報一覧図を作っておくと、後の手続きがぐっと楽になります。

① 相続人・財産の確定(すべての土台)

どの手続きでもまず必要になる書類です。ここを揃えると、後の登記・預貯金・相続税がスムーズになります。

書類取得先費用の目安
被相続人の出生〜死亡までの戸籍(除籍・改製原戸籍)相続人を確定するための最重要書類。本籍を移していると複数の役所に請求が必要。本籍地の市区町村1通 450〜750円
被相続人の住民票の除票(本籍記載)市区町村300円程度
相続人全員の戸籍謄本各本籍地の市区町村1通 450円
相続人全員の印鑑証明書遺産分割協議書に添付します。市区町村300円程度
(推奨)法定相続情報一覧図戸籍一式の代わりに各種手続きで使える証明書。1度作ると登記・預貯金・相続税で戸籍束の提出を省けて便利。法務局無料

② 相続登記(不動産の名義変更・3年以内)

2024年4月から義務化。①の戸籍一式に加えて、次の書類が必要です。司法書士に依頼もできます。

書類取得先費用の目安
不動産の登記事項証明書(全部事項証明書)法務局1通 600円
固定資産評価証明書登録免許税(評価額×0.4%)の計算に使います。市区町村(東京23区は都税事務所)400円程度
遺産分割協議書相続人全員の署名・実印が必要。自分で作成/司法書士
不動産を取得する相続人の住民票市区町村300円程度

③ 相続税の申告(10ヶ月以内・かかる場合)

遺産が基礎控除を超える場合に必要。①の書類に加えて、財産・債務を証明する書類を集めます。

書類取得先費用の目安
遺産分割協議書の写し
預貯金の残高証明書(死亡日時点)各金融機関1通 数百〜1,100円
不動産の登記事項証明書・固定資産評価証明書法務局・市区町村上記参照
生命保険金の支払通知書保険会社無料
債務の残高がわかる書類・葬式費用の領収書債務・葬式費用は遺産から差し引けます。金融機関・葬儀社など

④ 預貯金・有価証券の解約・名義変更

金融機関ごとに手続きします。①の戸籍一式(または法定相続情報一覧図)が中心です。

書類取得先費用の目安
金融機関所定の相続手続依頼書各金融機関無料
戸籍一式または法定相続情報一覧図市区町村・法務局上記参照
遺産分割協議書または相続人全員の同意書自分で作成
相続人の印鑑証明書市区町村300円程度
被相続人の通帳・キャッシュカード・証券手元

⑤ 相続した不動産の売却

名義を相続人に変えた(②)あとで売却します。売却時には次の書類も使います。

書類取得先費用の目安
登記済権利証/登記識別情報手元(被相続人の保管分)
固定資産税の納税通知書手元/市区町村
本人確認書類(新所有者)手元
(土地)測量図・境界確認書など境界が不明確な土地は、売却前に測量が必要になることがあります。手元/土地家屋調査士

やることの全体像もチェックしませんか?

必要書類とあわせて、いつ・何をするかを「やることリスト」で管理できます(進捗の保存・印刷も可能)。

相続やることリスト →手続きの期限を調べる →相続関係説明図を作る →

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※必要書類・取得先・費用は、手続きの内容や自治体・金融機関、個別の事情によって異なる目安です。制度改正で変わることもあります。実際に手続きを進める際は、各窓口や司法書士・税理士などの専門家にご確認ください。